第3007回 The Lady and the Unicorn

September 15, 2013 § Leave a comment

20130507150739c21

今年日本で開催された「貴婦人と一角獣」展
中世欧州美術の最高傑作と言われているタペストリーの連作で
15世紀のフランドル地方で織られたと言われている

国際美術館に展覧会を見に行ったのだが
このタペストリー6枚の意味、特に6枚目の「我が唯一の望み」についても
「何を意味しているのかはよくわかっていない」
と記載されていた

ユニコーンはイエス・キリストその人
貴婦人はイエスの妻であったマグダラのマリアと
それが象徴する「女神信仰」だろう
ローマ・カトリックとは異なる、イエス以前から伝わる古代信仰を尊ぶ集団が
マグダラのマリアとともに、南フランスに亡命したという言い伝えがある

中世の西欧美術は、カトリック教会により抹消された
イエス本来の教えへの献身を、暗喩でモチーフとしているケースが非常に多い
傑作と言われている作品で、その意味がよくわからないものがあれば
そのパターンだと考えていいと思う

このタペストリーの貴婦人は
左にライオン、右にユニコーンに挟まれているが
これは古代からの正当な王権を継承しているという意味で
日本の神社の狛犬もこの構造になっている

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

What’s this?

You are currently reading 第3007回 The Lady and the Unicorn at Dave Bowman's Cafe on Line.

meta

%d bloggers like this: