第2975回 Oligopoly

December 29, 2012 § Leave a comment

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公的事業の民営化は、1980年代の世界的な流行
その後検証が行われ、民営化が本当に消費者にとって受益になるかどうかは
よくわからないという結論が出ている

公的事業はたいていは寡占的独占事業であること
民営企業は、利潤の最大化を目的とすること
その2つの理由により、消費者への還元は最小限に抑えられる可能性が高い

日本における3大ボッタクリ事業は
電力、携帯電話、マイクロソフトの3つである
(MSは海外資本だが)
この3事業の搾取ぶりは、はっきり言って犯罪的レベルである

例えば、電力や携帯電話を政府が事業として行っていたら
今よりもはるかに安い料金になっていたのではないかと強く思う
実際に水道代や医療費、ゴミの収集費用は安い

2010年代の今日、公共事業の民営化を安易に言うような政治家は
30年ほど時代遅れ、それも周回遅れなのである

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第2974回 End and Rebirth

December 22, 2012 § Leave a comment

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2012年12月21日は、マヤンカレンダーのサイクルでの特異点
太陽系が、銀河の中心と距離が最も近くなる25625年に一度起こるシフトのタイミング

地球は、歳差運動(=地球の自転軸がコマの首振り運動のような回転をしている)のために
春分点と秋分点が黄道に沿って少しずつ西向きに移動する
その1周期が25625年

マヤ・カレンダーでは、太陽の時期は5つに分けられていて、1つの時代が5125年
太陽の時代が5つ続いて、25625年の一つの大きなサイクルが完成される
現代は第5の太陽の時代らしく、紀元前3113年ごろに始まったとされる

西洋占星術の2千年周期のカレンダーにおいても
これまでの魚座の時代から水瓶座の二千年間へと移行が始まる

古い世界が終わり、新しい世界が始まるのだ

第2973回 Structuralism

December 19, 2012 § Leave a comment

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レヴィ・ストロースは1955年のその著書「悲しき熱帯」の中で
アマゾンの原住民と欧州の都会人の生活の中に
高等か下等かといった差は存在せず、どちらの生活も本質的には
「人間や社会の関係性の中に成立」していることを突き止めた
要するに、都会的なパリジャンと、アマゾンの原住民は、本質的に同等なのだ

人間は、関係性の中でしか存在しえず
あらゆるものの関係は相対的であり
文明や文化に上下はない
これが、現代思想としての構造主義の基本理念であり
「悲しき熱帯」が構造主義のバイブルと言われる由縁である

さて現代の日本では、東アジアの民族や国民をその属性のみで軽蔑し差別する輩がとても多い
そういうメンタリティは、この構造主義とか相対主義の段階に到達していない人間のものであり
大変恥ずかしいことであることに気づかないといけない
その段階は戦後すぐに世界で共有されたものであり
今や議論の余地もない常識なのだ

第2972回 Ethnicity

December 14, 2012 § Leave a comment

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現在の日本では右寄り、民族主義的、特に東アジアの国に対しての排外主義的な世論が増加している
その理由の大きな部分は、中国の急激な経済成長と大国化であり、韓国の一部の産業が日本を抜いて世界を席巻していることへのストレスや妬みではあるだろう
世界を見ても、隣国同士というのは仲が悪いケースが多い

とはいえ、もはや21世紀の現在において
日本人はどうのこうのとか日本民族はどうのこうのというのは
世界的には全くナンセンスであり得ない論理であり
そんな民族差別を口にするだけで、永久に軽蔑の対象になるのは世界標準の大前提である

現在の世界標準は、多民族多人種、民族や人種の融合と移動であり
もはやクロスブリードな単一の「地球人」のみが存在するのである

第2971回 Ikata NP

December 8, 2012 § Leave a comment

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四国電力の伊方原発は
愛媛県から九州に槍のように長く突き出た
佐田岬半島の真ん中くらいに位置する
四国唯一の原発

1号機2号機ともに運転から30年以上経っており
老朽化と地下を走る活断層のために「日本で最も危険な原発」の一つと言われている
その活断層は、南アルプスから伊勢、紀ノ川から吉野川の方向に走る
中央構造線と呼ばれる日本最大の大断層である

片山恭一のベストセラー「世界の中心で、愛を叫ぶ」は
高校生の主人公で、その恋人が急性白血病にかかる話であるが
その小説の舞台と、作者の出身地は宇和島市なのだ

この小説が実話をベースにしたものかどうかはわからないし
実話だとしてその白血病が伊方原発と関係があるかどうかはわからないが
原発の立地地区の周辺で、白血病が多いのは事実である

第2970回 Desert Civilization

December 2, 2012 § Leave a comment

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中東から生まれたユダヤ・キリスト教文明を「砂漠の文明」
欧州や日本の土着の文明を「森の文明」とする民族観がある

ユダヤ・キリスト教的な文明は
自然や環境はひたすら収奪し、破壊する対象と考えて
森を切り倒していった
欧州はキリスト教文明が到来する以前、ケルト人やゲルマン人の先住民族の時代には
元々全土は深い原生林に覆われていたのだが
ローマ帝国の領土になって以来、ほとんどの森林を切り倒したのである

一方、世界中の先住民系の民族は
自然をなるべくそのままにしておこうという
強い畏怖と敬愛の精神に溢れている

この文明観の差異は、2010年代の現在も有効だ

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