第2493回 3月31日

March 31, 2011 § Leave a comment

原子力発電に関して
世の中でよく勘違いされているのは
原子力が未来的なハイテクという誤解
なかには核融合によって直接エネルギーを取り出していると思っている人も多い

実際は、全くもってハイテクではなく
極めて原始的な技術だ

鉱山からウラン鉱石を掘ってきて
それを濃縮し近づけると
原子核の崩壊が連鎖し臨界反応が起こる

そのときに熱が出るから
その熱でお湯を沸かすという
極めてレベルの低い技術

画期的だったのは
臨界反応を使った原子爆弾の開発
これは人類全員を殺すことができるという意味で
人類の新しいフェイズを告げるモノだった

原子力発電というのは
核兵器の技術や燃料を取得するための
初歩的なレッスンだったのだ

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第2492回 3月30日

March 30, 2011 § Leave a comment

3月10日まで日本を代表する超優良企業であった東京電力は
一発電所の事故によって
たった一日で
破綻が予期される悲惨な企業になった

たった一つの発電所の事故によって
日本のあらゆる産業と技術、全てのブランドが計り知れない信用を喪失した
その経済損失は算定不能

これが、原子力のもつ負のフォース
たった一撃で、国を沈めることができる力

リスクマネージメントとか
ベネフィットに付随するコストとか
そんな生ぬるい言葉で説明できるものではない

第2491回 3月29日

March 29, 2011 § Leave a comment

津波による大量死と壊滅的な被害
終わらない地震
放射能による国土の広範囲の汚染

絶望的な状況の中で
同時に多くの希望が生まれている

病気をしてようやく命や健康の有り難さがわかるように
危機に接することではじめて
人間は生をリアルに感じるのだと思う

2011年3月11日まで
日本は腐敗した物質主義にズッポリはまり
虚無の海の中で溺れかけていたけれど

今や生物として正当な感覚を取り戻しつつあるように感じる
新しい時代が始まった

第2490回 3月28日

March 28, 2011 § Leave a comment

フクシマの事故の後
ドイツをはじめ全世界で反原発の大規模なデモが同時発生

チェルノブイリが忘れられた昨今
地球温暖化阻止のためのCO2削減という胡散臭い運動もあいまって
弱体化の一方だった反原発運動だが
再び大きなうねりを起こしつつある

フクシマという大きな犠牲ののち
人類が脱原発の方向に舵をきるのは
大局的に見てまず間違いないだろう

第2489回 3月27日

March 27, 2011 § Leave a comment

東京電力のお詫びCM
関東地区では放映されたという

この広告は、被害者から徴収した電気代から捻出されている
犯罪者が、被害者の金で謝罪のアピールを行っているということだ
一般社会では、断じて許されない反社会的な行為

このCMに、東京電力の本質が全て凝縮されていると思う

消費者、国民はもっと怒るべきだと思うし
言うべきことを言わないといけない

第2488回 3月26日

March 26, 2011 § Leave a comment

3月14日3号機の水素爆発
フクシマ原発の事故は
日本に計り知れないダメージをもたらすだろう

全ての日本ブランドの信用失墜
外国人や外国資本の離脱
農業、漁業、観光業を初めとする多くの産業の壊滅

計測不能と思われる
放射性物質が原因となる疾病の発生
癌、白血病、先天障害、奇形児の発生

そして何より原発から半径数十キロのエリアの永久放棄
大量の難民の発生

これは、人類のほとんどが歴史上経験したことのない
想像を絶する大災厄だ

そしてそれは天災ではなく
あくまで人間が引き起こした人災でもある

第2487回 3月25日

March 25, 2011 § Leave a comment

平安時代まで東北は
本州の中央政府の力の及ぶ場所ではなかった
白河の関を越えると
そこは別の国だったのだ

征夷大将軍が任命され
何度も蝦夷を討伐しにいったのは有名な話

アテルイという蝦夷の王がおり
勇敢に戦ったが
坂上田村麻呂に敗れ、処刑された

アテルイという名前からもわかるように
そこは漢字の及ばぬ縄文的な文化圏だったことが想像できる

東北の復興を信じている

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