第3012回 反転の創造空間

February 15, 2014 § Leave a comment

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半田広宣さんと中山康直さんの対談本、「反転の創造空間、シリウス次元への超突入」が発刊
今や日本、世界を代表する知性であり、シリウスの時代の水先案内人でもあるお二人の
フランクなトークを中心とした対談本
特に半田さんのお話の内容は、いつにも増してキレがスゴい

お二人については、既に今から10年以上前となった2003年4月
不肖小職が半田さんと中山さんに加えて、上野圭一さんをお招きし
京都の新風館で、Symposionというイベントを開催したのが思い出される

またこの本は、個人的に師事している編集者の方の著作でもある
一冊の本を出すのには、とてつもない労力と時間がかかっている
著者のお二人と編集者の方には、深く感謝したい

精神世界にとって大きなシンボルであった2013年が過ぎ去り、2014年を迎えた現在
それをどう受け止めるか戸惑っている全ての人々にとって
大きな手助けとなるマストな一冊
ご興味ある方は是非ご一読ください

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第3011回 Hello 2014

January 5, 2014 § Leave a comment

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遂に2013年、シリウス元年が終わり、2014年がやってきた
2013年と変わらない日常が毎日続いている
1999年が何もなく終わったのと、同じような感慨に浸っている

もちろん不幸な災い、破壊的な事象は決して起きてほしくないが
例えばUFOが突然現れて、もしくはUFOの存在をアメリカ政府がカミングアウトして
人類が急に覚醒する、くらいのことは起きてもいいかなと秘かに期待していた

人間の集合意識は、何かを境に急激に変化するものなのだ
2014年、やるべきことを粛々とやっていく年にしようと思う

本年も宜しくお願いします

第3010回 2013 into 2014

December 30, 2013 § Leave a comment

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2013年が終わろうとしている
90年代後半から、2013年を一つの区切りとして生きてきたので
2013年が終わるということを、いまだに受け入れられない自分もいる
(終末論的な思想を信じていたわけではない)

2013年が、26000年の地球の歳差運動の区切りの年であり
既に地球は新しい時代に入っていると言われているが
果たして自分のまわりの環境は変わってきているのだろうか

大きく変わってきているとも言えるし
相変わらず何も変わっていない、とも言える
間違いないことは、2013年が終わり、2014年がやってくることだけである

第3009回 Chandler and Murakami

December 1, 2013 § Leave a comment

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村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
遅ればせながら拝読
今年リリースされた最新の長編小説である

村上氏は、はっきりと好き嫌いが分かれる独特の文体で小説を書くことで有名だが
今回あらためて彼の最新小説を読んでみて
その文体と手法が、村上氏がリスペクトするレイモンド・チャンドラーの影響を大きく受けた
もしかするとチャンドラー作品へのオマージュ的に書かれたものではないかと
深く確信するようになった

村上氏は、チャンドラー作品の「新訳」として
「ロング・グッドバイ」「リトル・シスター」「さよなら、愛しい人」、「リトル・シスター」
を訳し直している。
とてつもなく時間のかかる長編小説の翻訳にかける情熱と意欲は
ノーベル賞候補となっている超売れっ子作家の行動とは思えない

村上氏自身も、自分の作品は
チャンドラーへのオマージュとして読んでほしいと思っているかもしれない

第3008回 Manchester

October 14, 2013 § Leave a comment

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去年よりカルチャースタディの一貫として、プレミアリーグをウオッチしている
アラブやロシアという世界的なビッグマネーと同時に
イングランドの伝統的な文化が垣間見れて非常に興味深い

マンチェスター・シティは、以前はタイのタクシン首相が会長であったが
その後UAEの投資グループが経営権を取得し
アラブの石油マネーが一気に流入
世界有数の巨大クラブとなった

シティの応援歌は、ファンで有名なOASISの曲から取られているものも多く
OASISの曲がスタジアムで流れることもよくある
(ちなみにThe Stone Rosesのイアン・ブラウンとマニは熱狂的なユナイテッドのファン)
OASISは、UKの労働者階級の気分を非常によく伝えているし
こういった多面的な魅力は、他の国には真似の出来ないUKの文化的な深みだと思う

第3007回 The Lady and the Unicorn

September 15, 2013 § Leave a comment

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今年日本で開催された「貴婦人と一角獣」展
中世欧州美術の最高傑作と言われているタペストリーの連作で
15世紀のフランドル地方で織られたと言われている

国際美術館に展覧会を見に行ったのだが
このタペストリー6枚の意味、特に6枚目の「我が唯一の望み」についても
「何を意味しているのかはよくわかっていない」
と記載されていた

ユニコーンはイエス・キリストその人
貴婦人はイエスの妻であったマグダラのマリアと
それが象徴する「女神信仰」だろう
ローマ・カトリックとは異なる、イエス以前から伝わる古代信仰を尊ぶ集団が
マグダラのマリアとともに、南フランスに亡命したという言い伝えがある

中世の西欧美術は、カトリック教会により抹消された
イエス本来の教えへの献身を、暗喩でモチーフとしているケースが非常に多い
傑作と言われている作品で、その意味がよくわからないものがあれば
そのパターンだと考えていいと思う

このタペストリーの貴婦人は
左にライオン、右にユニコーンに挟まれているが
これは古代からの正当な王権を継承しているという意味で
日本の神社の狛犬もこの構造になっている

第3006回 Ancient Egypt

September 7, 2013 § Leave a comment

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古代エジプトでは、その多くの期間において
貨幣が流通していた形跡が見つかっていない
要するに、お金というものが存在しなかった

貨幣が地中海の周辺から流入し貨幣経済となったのは
王朝末期のプトレマイオス朝からと言われている

古代エジプトは非常に高度な文明であり
貨幣経済に至っていない未開の文明であった
という解釈は成り立たない

むしろ、我々が生きている現代の文明こそが未開の後進的な文明だと言える